屋上の少女

人にみせようというより備忘録。一発書き。すぐ消す。読んだ人には謝罪。

ダ・ヴィンチ・コード

うっひぇ~ むず~ って感じ。

ジェーン・ドウと連続で視聴。

ジェーン・ドウが割と分かりやすい話だった

(ってかホラーってある程度以上は話難しくなり様がないか⁇笑)

だけに温度差が凄かった…笑

 

S・Wシリーズとかアベンジャーズとか

勢力構造が複雑になると、そしてそれが特に洋画だと

『あれ⁇ こいつどっち側で何に怒ってるんだっけ⁇』

ってなるので滅茶苦茶止めたりメモしたりして観た…

外人さんの顔見わけつかなくなる。

コレとファーシュが分からなくなって途中焦ったw

 

最後まで通して観たら何んとなーく勧善懲悪な感じで

後味も悪くないし話の大筋は理解出来るんだけど

 

各々の厳密なルーツ的な事は一発では理解しきれず…

本読まなくなった事でこれ程まで馬鹿になったか…

メモまでしといて…

 

修道会:マグダラのマリア崇拝、血族保護

オプス・デイ:所謂カトリック原理的な⁇ 教会至上主義

導師:オプスをも利用して真実を世界に広めたい

 

この3勢力の聖杯戦争だってことは分かりました。

 

警官二人の立場と、最終的にラングドンは警官にコネあったの⁇

その辺りが何か微妙な理解になっちゃった。

ファーシュが管制官(?)をボコしてまで必死になっていた理由って何だっけ。

 

というか、私の中でこの映画は

『人ってこうやって宗教にハマるのか』

っていう感想の映画に。

 

以下更に個人的な理由

様々なネタバレ有

 

上でも書いたけど、ジェーン・ドウと連続で視聴。

映画を観ようと思ったのもめっちゃ気分。

ジェーン・ドウを選んだのは、昔から観よう観ようと思ってたってのと

何かほんとに直感。

酒飲みながら観るのにホラーって丁度いいかな、

彼氏はホラー駄目だから一人視聴しとこ、その位の気分

 

普通に医療系サスペンスホラーだと思ってたら、

なんと『セイラム魔女裁判』が話の根幹。

私はオカルト好きなので勿論この魔女狩りについては(大まかにではあるけど)知ってる。

セイラム魔女裁判を知らずとも、『魔女狩り』っていうものの存在が分かれば何となく話は理解出来る様に作られてるけれども。

 

で、観終わった後何んとなーく消化不良というか、

物足りなさを感じて適当に人気映画を調べてたら何故か

ダ・ヴィンチ・コード』が目に。

 

こちらはジェーン・ドウ程観ようと思ってた訳ではないんだけど、

何となくジェーン・ドウで謎解きモードになってたし

気になってはいたので気分にうってつけだと思って視聴。

 

そもそも絵画にまつわる暗号を解くサスペンス系だと思ってた

(それ程までに前情報なしだった)のに

こちらもかなり宗教系。

まぁ、ダ・ヴィンチって時点で予想すべきだったのだろうけど。

 

したら、同じく『セイラム魔女裁判』が出てくるのね。

更に、私は世界史よりも断然日本史派で、

世界遺産とかも一般人程度の教養しかないのに

最後のキースポットとなる『ロスリン礼拝堂』については

その名が出てくる前に、あ、『ロスリン礼拝堂だ』と降りてきた。

 

そもそも思い返せば、両親の転勤の都合で幼少期を田舎で過ごし、

選択肢の少なさから私はバリバリカトリック系の幼稚園に通ってた。

エスとマリアの劇もやったし、教会でミサもするし、

頂きますは『父と子と聖霊の…』って祈りだったし

聖書貰うしマリア様のペンダントも持っていた様な気がする。

 

私は無信仰だけど、神とか霊とかの存在は信じていて、

人並みか少し強い位の信仰心。

でも、悪運が滅茶苦茶強いという自負から、

そういうものの加護的なものも信じてる、から人並み以上かな。

 

適当に選んだ二つの映画、それが意図せず宗教的だった事に

恐れをなしたけど、客観的に考えれば

礼拝堂の名前といい頭の片隅にある知識によって関係のある映画に目が行った、

ただそれだけの事何だろうけど

何か神秘的なものを感じた。

そもそも私はキリスト教でも仏教でもイスラム教でもなく

最も好きな感じは神道系何だけどね。

敬虔な信仰者の方々にはブチ殺されそうだけど、

神道はきっと大らかだから許してくれるはず…⁇

 

人生の道に迷う中、信仰せよ、って言われているのかどうなのか。

急に危ない人みたいになってしまったな。

 

とにかく、ダ・ヴィンチ・コード、面白かったです。

勧善懲悪なのも、一応最後にどんでん返しがあるのも、

そしておそらくこれは信仰に大らかな日本人によりウケるんじゃないかと。

カトリックの人が見たら不快なんじゃなかろうか、と思うけど

何か特に何も信仰していない人間からすると

主人公、ラングドンの考え方は凄く共感出来るのだ。

『結局は、あなたが何を信じるか』。

戦争ってこうやって起こるんだろうなーとも思う。

 

この映画とか、日本で学ぶ世界史とかだとどうしても

教会って、悪者にされがちだ。

己の権利を守るためにキリスト教を利用している、

受験世界史をさらっとやった人ならこん位のイメージでは。

 

『聖杯』であるヌヴーが一番怒りを露わにしたのは、

『聖杯に関わって何人死んだ⁇ 祖父や家族はそんな物の為に⁇』

って事だったと思う。

 

信じる者は救われる、本当にそうか⁇

シラスは狭い世界で信じて信じて、その結果己が最も信じたものに裏切られた。

 

『人は何を守るかによってどんな人か決まる』

宗教によって守られるものって何だろう。

 

日本にいて、この映画を観て、こういう感想を持てる事は幸せか。

盲目的な信仰は、最終的には誰も救わない様な気がするからね。

 

日本の宗教って、アニメとかかな。

2chやらついったやらでの言い争いは、ある意味では宗教戦争かもしれないですね。

 

ダ・ヴィンチ・コード

☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8.5)

半分の☆が出せなかったので謎表記。笑 

 

 

 

 

ジェーン・ドウの解剖

ずーっと観たいと思っててやーっと観られた。

映画については余程好きなもの以外すぐに忘れてしまうから感想。

 

いや、胸糞わりぃ~~~

基本的にホラーは胸糞悪いものだという事は前提だとしてもな。

呪怨着信アリもそうだけれど無差別テロホラーってどうもネ。

 

てかエマ可哀想過ぎる…。

オースティンも父も特段悪いところがないところも胸糞。

3分の1位までが滅茶苦茶面白かったことも併せて終盤は蛇足感…

 

そもそもオカルト好きであればセイラム魔女裁判とか

有名どころ使ってきたネ って感じだけど

日本語吹き替え+日本語字幕で過不足ない情報を得た上で観たとして

セイラム魔女裁判の凄惨さをどれ程の初見が知ってるのか⁇

完全ホラー好き目線ならまぁ…って感じかなぁ。

 

ホラーじゃない、解剖学目線的な感じだった中盤までが一番面白かった。

そもそも他の検体は何で操られたんだよ。恩義無しか。

 

主人公が損しかしていない。

てか猫可哀想過ぎる。

 

終盤ちょいオカルト…っていうか最強キャラみたいなものに振り過ぎかなと。

てかエレベーターの下り必要だったか⁇⁇? って感じ。

 

魔女裁判が悪魔にしたのにその悪魔性を利用して他者を痛めつけるジェーン・ドウも何かな~って感じ。

セイラムに関わらせるのなら、序盤でこいつが埋まってる上に不法侵入した奴らが謂れのない差別で町人を傷つけていて、とかあるべきでは…

 

リングが怖いのは貞子に呪ってしかるべき個人的な理由があるからだけど

ジェーン・ドウは何、数多の魔女の意思の集合体だとでも言うの??

にしては物理干渉に甘かったりなーんかなぁ。

 

『同じ苦しみを味わわせたかったんや~~』ってのもネ

ならエマ何で死んだんや。

己が魔女裁判受けた側なら最も殺しちゃならなかったでしょ。

無差別爆弾化してるよ、って事何だろうけどネー

 

主人公達にヘイト向けさせるのは解剖中にラジオガンガン位⁇

でも主人公は『いつまでたっても慣れない』とか言ってたしなー。

 

中盤までなら☆8位。

終盤、そしてラストの鈴の音が個人的にインセプションとかじゃないけど好き何で

 

 

総合:☆☆☆☆☆☆☆ (☆7) で。